2022-01-01から1年間の記事一覧
自分が過去したこと 思ったこと 全てなかったことにできないし 許すなんてとても無理なこともある。 そういうときには、 その時何を感じ 何を考え 実際どう行動したのか それを、うそいつわりなく、ただただ認めればいい。 ただ、直視さえすればいい。 ポイ…
数年前、この映画を観て、涙を流すことになろうとは、誰が予想していただろうか。 数年前の私なら、道元禅師の生涯を描いた、と、いうだけでもう観る気が失せていただろう。私には到底理解できない世界だと思っていたからだ。 毎日座禅をし、定期的に説法を…
もう誰に評価される必要もありません。もう誰に感謝の言葉をもらう必要もありません。 あなたは生まれたときから今まで、さまざまな神様たちに見守られていいてきました。 感謝の言葉が嬉しい、というのは、半分本当で、でも半分幻なのです。 誰かの喜ぶ顔で…
年前、この映画を観て、涙を流すことになろうとは、誰が予想していただろうか。 数年前の私なら、道元禅師の生涯を描いた、と、いうだけでもう観る気が失せていただろう。私には到底理解できない世界だと思っていたからだ。 毎日座禅をし、定期的に説法を聞…
父が亡くなって2年経った頃、私は娘を出産していた。妊娠後期頃から、私の心身は思わしくなかった。体中が痛い。口の中が痛い。 全く眠れない。お腹がはるので、寝ていないといけない。子宮頚管が短くなるから、動かないでと言われる。視力が低下する。 そ…
自分のことを許せなかったら 無理に許さなくていい ただ″責めない”ということは、ポイントにして、 その事実をただただ、「そのとき、そうだった」と認める。 そして、今に戻り、その時より、すこしでも成長している自分に気づけば、 今の自分と過去の自分を…
父が亡くなった。深い悲しみの中にいる時がある。けれど同時に自由への開放を感じる時がある。そんな自分に嫌悪した。 父はよく、「自分は長くない」と子どもだった私たちに言う人だった。飛行機に乗って出張に行く前日、「飛行機が落ちて死ぬかもしれないか…
わたしは”今”、”そこ”にいないだけ。 体罰をする人虐待をする人人を殺す人人を殴る人人をだます人 ひどい、やめて、と思うこといつかの私は、きっとやっていた。 きっとやっていた時がある。 今。 ”今”の私は、 私は、”そこ”にいないだけ。 今の私は、”そこ”…
49日の間、私は悲しみというものがそれほどなかった。しっかり泣いたのが良かったのかな。 そんな風に思っていたが、49日を過ぎた頃、猛烈な悲しみが押し寄せてきた。仕事をしていても、ふと気が緩んだ瞬間、父の苦しんでいた顔を思い出し、ボロボロと涙…
最後です!私的解釈を含んだネタバレになってます。いろんな面で笑ご注意ください。 恋愛感情がお互いなくなってしまった二人は、友人の結婚式が終わったら、別れることをそれぞれ決意する。 決意してみたらどうだろう。今まで遠慮して言えなかったこと、楽…
だいぶ消化してしまったので、これとあと一本でおしまい。 ネタバレ含みます。ご注意ください。 就活を経て、ようやく就職できた二人。今の生活の現状維持が目的で始めた就活でしたが、社会に属するということは、今まで通りいかないこともたくさん出てきま…
「花束みたいな恋をした」。巧妙な演出、付せん回収や、主人公たちのな心の変化を感じる言い回し、細かい仕草、そして自分自身へ投影してしまうことによるえぐられたような切なさ。そういったものを消化していくべく、感想文を書こうと思います。 物語の展開…
「花束みたいな恋をした」。巧妙な演出、付せん回収や、主人公たちのな心の変化を感じる言い回し、細かい仕草、そして自分自身へ投影してしまうことによるえぐられたような切なさ。そういったものを消化していくべく、感想文を書こうと思います。 物語の展開…
夏頃の検査結果で、がんが小さくなっていることがわかり、父本人にも、家族にも安堵感が広がった。腫瘍マーカーの数値もだいぶ減った。 父は体調を崩す前まで、「和楽器バンド」をよく聞いていた。和と洋の融合した、新しい音楽に魅了されていた。毎日のよう…
葬儀が終わり、一週間が過ぎたころから、なんだか不思議なことがちらほらと起きていた。 親しい人を亡くすと、こういうことはよく起こるのだろうか?今回は父が亡くなってから49日までに起きた、不思議なことを、とめどなく書いてみようと思う(怖い思いを…
日記から 一週間経ちました。早いものです。一週間の休みを終え、久しぶりの職場でした。思ったより私は切り替えができるようです。黙々と仕事に励みました。 さて、葬儀について、お話します。 お通夜で100人、告別式で100人、合わせて200人以上の…
映画「おくりびと」で観たことがあったが、亡くなった人のお化粧は、生きている人よりも大切な気がする。 化粧を施してもらった父は、黄疸や抗がん剤治療の際にできたしみがわからないくらいきれいな顔になった。 父に触れる最後の機会だ。私たち家族は、父…
明け方母から電話が来た。 父がもう息をしていないので、亡くなったと思う。今先生を呼んでいるので、実家に来てくれないか、という電話だった。 ”理解”はしていたが、”受け入れることは難しい” いや、昨晩はとても落ち着いて、”受け入れて”いた。だから、恐…
旅館からの帰り道、映画を観て行く予定だったが、私は父のことが気がかりで、とても映画どころではなかった。 旅館を出たその足で、父に会いに行った。 実家には東京に住んでいる妹が来ていた。夕方には信州の方にいる弟も帰省するそうだ。 兄弟がいて少し心…
しっかりと記憶していないが、あの晩のあと、点滴やら痛み止めやらいろいろなものをいつでも摂取できるように腕につけていたように思う。 新婚旅行を先延ばしにし、私たち夫婦は結婚して初めての夏季休暇を家の近くの旅館で過ごした。しかし、父の状態に不安…
日記から 例えばお守り、ヒーリンググッズ、天然石などは、とても良い波動や波長を持っていて、音を聴いたり、触れたりすると、それだけで癒しが得られるという。 人にそれは可能だろうか。触れたり、歌ったり、声を聞いたりするだけで、癒しが生まれる、天…
家に帰ってきた父が、私に最初に言った言葉、 「孫がこの家で走り回っている姿を見たい」 その時は、あまりに突然だったので、「走り回るには4年は生きなきゃね」とか冗談まじりに言っていたが、 この言葉は、なんだかとても重かった。 私もそれを望んでい…
父が抗がん剤治療を終了させるということは、延命治療をしない、ということで、一般的には、近々最期に向かっている、ということになる。 父の母(私のおばあちゃん)には、弟がいる。私は会ったことがないが、健康に問題があるという理由で、仕事に就いたこ…
父の病気が見つかってちょうど1年経つころ、がんが肺に転移していることがわかった。私も母もショックだったとは思うが、一番ショックだったのは、父本人だろう。この日は言葉がとても少なかった。 そんな状態だというのに、(そんな状態だからだろうか)、…
抗がん剤治療が安定し、入院から通院に変わると、父は半年近く休んでいた(とは言っても職場に通勤しなかっただけで毎日原稿を書いていたが)職場に戻ることになった。 私としては、もっと休養してほしかった。家でできるのであれば、毎日出勤せず、家で働け…
大腸の機能を回復するために、父は人工肛門の手術を受けた。本人としては、毎日五分がゆばかりだったので、人工肛門をつけて早く普通の食事がしたいそうだ。 しかし、そう簡単に進まなかった。人工肛門の手術を終えた後、父はがんセンターに入院することにな…
父にステージ4のがんが見つかり、余命宣告を受けた1年半後、この世を去りました。父が病気になって、私の心は大きく揺さぶられました。その時のこと、父を失って悲しみの中にいた時期から、乗り越えた今までをシリーズでお伝えします。(最終的にハッピー…
この世界を、良い、悪いって考えてくと相当難しくって、良かれと思ったことも悪くなるケースもあるしさ、悪かったなって思ってもありがたがられることもあるしさ、 相手のいる話なら、相手次第ってところもあるよね。「これは良いこと」「これは悪いこと」っ…
え!今更となりのトトロ?と自分でも思ったが、 ふと、観たトトロで号泣してしまったから、しょうがない(笑)(笑) 書くしかない(笑) なんで泣いたのかっていうと この村の人たちは森の神様に守られている 人は、見えないものに生かされている と、いう強いメ…
昔の日記から☆彡 人の言うことを素直に受け入れて過ぎてしまうところがある。 他人の意見に振り回されてしまうことがよくある。自分が納得しているかどうか、自分によく聞いてみることが大切なのかもしれない。 ///////////////////////////////////////////…