ほしのすみかにかえるとき☆彡☆彡

☆彡自分に戻っていくまでの軌跡☆彡

お父さんと私⑭ 四十九日までにおきた不思議なこと

葬儀が終わり、一週間が過ぎたころから、なんだか不思議なことがちらほらと起きていた。

親しい人を亡くすと、こういうことはよく起こるのだろうか?今回は父が亡くなってから49日までに起きた、不思議なことを、とめどなく書いてみようと思う(怖い思いをさせたらごめんなさい(*_*))

①右手があたたかさを感じるようになった。

以前よく通っていた、ヨガに久しぶりに参加した時のこと。シャバアーサナ(仰向けで寝るポーズ)をしているときに、右手が日光に当たっているようなあたたかさを感じる。身体の内側からあたたかいのではなく、外側から照らされているようなあたたかさで、そのあたたかさを感じていると、泣きたい気持ちになった。それからそのあたたかさは続いた。時に痛いくらいに熱くなった。

②お供えもののリンゴに文字のようなものが浮かぶ。

父のお骨が実家に戻ってきたので、とりあえず仏壇に置いてあげていた(まだお墓を買っていなかったので)。そうすると、お供えしてあったりんごに、変な文字のようなものが刻まれたのだ。ひらがなでも漢字でもなく、あ、これはヨガの方でよく見る文字だ。サンスクリット語、と言っただろうか(間違っていたらすみません)。そのような文字体が2,3文字、りんごりんごに浮かび出たのだ。(ふたつお供えしていた、そのふたつともに出た)。

③おばちゃんに霊視される

霊感のあるおばちゃんの経営しているお風呂やさんに、母を連れて行った時、「ごめんね。どうしても聞こえてきて」と言っておばちゃんは母に何か話した。どうやら、父と母しか知らない思い出のことを父がおばちゃんに話してきたらしい。母はそれを聞いたとたん、泣いていた。

おばちゃんによると、父は身体がなくなって、病気で苦しむこともなくなっているということだった。お母さんのことは抱きしめてあげたいんだそう。身体がなくなったから、お母さんへのヒーリングもすぐしてくれるのだそうだ。

④夫が父と会話していた

私の夫が何食わぬ顔で言う。「お父さんと話した」。驚いている私をよそに、とても普通のことのように話した。夫に霊感があるわけではない。声が聞こえるのは、父だけだそうだ。亡くなる晩の日、夫のところに、父からの強いメッセージが来ていたらしい。「娘(私のこと)を頼む」と。

そして、お仏壇の前で手を合わせて集中すると、聞こえるし、父が今どんな状態なのか、イメージも見えるそうだ。イメージの父はおちょこにお酒をついで飲みながら話しているという。周りにはもう他界した、知り合いがたくさんいるから寂しくないと言っていたそうだ。お酒は今いくらでも飲めるようになったが、控えているとも。

リンゴに浮かんだ文字と、私の手があれからずっと痛いほど熱いのは、お父さんが何かしているのか、と聞いてもらったところ、「知らん。」と返ってきた(笑)。知らんのかい。

⑤夢に父が出てくる。

父が亡くなってから、亡くなる前の父の姿があまりに強烈だったようで、私は病気の時の父しか思い出せなくなっていた。父との思い出が全て病気の時のことになってしまう、、、と悲しんでいた晩、夢に父が出てきた。ビールジョッキを持って、「いえーい」って感じで楽しんでいる。私にもお酒を注いでくれた時、地震が起きて目が覚めてしまった。

⑥お線香の香りがする

お風呂に入っている時、母に遠隔でレイキを送っている時、時々だが、お線香の香りがふわっとした。

 

、、、と、まあつらつらとまとめてみたが、これらの現象は、49日を境に、だんだんと消えていった。きっと49日の間、父があの世とこの世を行ったり来たりしていたのだろうと、今はそんな風に思っている。父の死を悲しんでいる私に、「お父さんは大丈夫だよ」というのを、何度も伝えにきたのだろう。そして、「お母さんはお父さんが守っているよ」ということも。

私は父が亡くなるまで、目に見えない世界について、信じる信じない以前に、存在を完全に無視していたように思う。

父が亡くなったことにより、亡くなったら、全て終わりではない。ということを実感できた。また違う形で繋がっている。まあ、そんな風にしっかり確信をもって思えるようになったのは、6年経った今、なのだけれど。

父の死は、今後の私の大きな扉を開く鍵となっている。